十方会布教団は、1954(昭和29) 6月、兵庫県宝塚市 浄土真宗本願寺派 常宣寺において、杉本信雄師を初代会長として誕生いたしました。

昭和29年といいますと、敗戦後9年目。荒れ果てた国土と不安な社会状況の中、人々の心はすさみきっていました。

そのような中、一日も早く平和と活気を取り戻すべく、「仏法ひろまれ」と念じ、兵庫教区布教団の有志が集まり、発足いたしました。

一日も早く真の人間としての生き方をと、親鸞聖人の教えをいただいている念仏者として 「自信教人信」 の実践こそが自分達の使命であると、十方会諸先輩方は布教活動に東奔西走されました。

先輩方は名利に走ることなく、真摯で、そして手弁当で布教活動にうちかまれました。

以来50有余年、常例布教や、各種研修会、公開セミナーなど続けてまいりました。

またハンセン病施設愛生園・光明園の訪問布教も続けられております。

当初訪問布教は、報恩講やその他の法要の時、随時行っておりましたが、1961(昭和36)年より、十方会会員の杉本正典師が兵庫教区より、愛生園・光明園の専任布教使に任命されました。師は月に何度も施設に赴いています。

1968(昭和43)年より日帰りで2名の講師出講となりました。

その後、両療養施設より兵庫教区に常例布教師の依頼が有りましたが、兵庫教区布教団では毎月布教師の派遣をできないと結論付けたため、十方会で出講することに決まりました。

1973(昭和48)年より十方会月例法話会として毎月講師を派遣し、現在に及んでいます。
浄土真宗 十方会
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十方会の歴史